五十肩でお困りの方
ある日突然、肩に強い痛みが出てくるのが五十肩です。
医学的に確立した病気ではなく、どちらかというとすべての原因から除外された際に診断される症状です。
整形外科でレントゲンを撮った際に骨には異常ないのが特徴でMRIやCTなどでも特に異常所見が見つかる事はありません。
その結果として¨五十肩だろう¨と言われます。
年単位で痛みが続くこともある症状なのでよく聞くワードですが軽視してはいけません。
<症状>
・肩関節周囲の疼痛、圧痛
・肩関節の可動域制限(肩が上に上がらない、外に上がらない、結滞動作が出来ない)
・夜間痛(夜に痛みが強くて起きてしまう)
<治療>
五十肩の症状として、三角筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋などの肩関節を構成する筋肉に痛みが出ることが多くどの筋肉に疼痛や圧痛があるかを検査していきます。
関節の位置は適切な位置にあるかも見ていく必要があります。
肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節、肩鎖関節などの関節が姿勢の歪みによって関節のアライメントをずらしてしまっている恐れがあります。
このアライメントがずれると、三角筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、大円筋の筋肉の位置関係も変わってくる為、過度な緊張を作ったり、筋萎縮を起こしたりもします。
痛みのある部分がどうしてそこに痛みを出してしまっているのかを総合的に判断し治療にあたります!
慢性的になればなるほど痛みを脳がインプットしてしまう為、どうしても治療期間が長期になります。
これぐらいなら、と思わずに治療していきましょう。