長時間立ったり、座ったりする事で腰がつらい方
長時間立ったり、座ったりすることで腰部に痛みが出る事が多くあります。
その発生メカニズムと治療法をお教えします!
<発生メカニズム>
長時間同じ姿勢を取ることにより、腰部に負担がかかり痛みが出ます。
一番多くある痛みが仙腸関節の痛みだと思います。
腰の下の部分に痛みで、腰と骨盤を繋いでいる周囲に痛みを感じます。
長時間の立位、座位により骨盤の前傾や後傾と言ったポジションが一定期間続くことにより柔軟性が出ず、骨盤の柔軟性が出ない代わりを腰部の筋肉で代償してしまいます。
腰部の筋肉は骨盤に付着しているのでその筋肉が代償作用で骨盤を引っ張ることにより症状が出てきます。
<症状として>
・腰部下部、骨盤の痛み
・長時間の立位、座位などでの痛み
・股関節の柔軟性低下
・反り腰、猫背などの姿勢不良
・足部の不安定性
などが挙げられます。
<治療法>
腰部下部や骨盤周囲の筋負担を軽減する為にアキュスコープやハイボルテージ、トリガーポイント指圧で該当する筋肉をほぐしていきます。
骨盤前傾により、臀部の筋肉や腰部の筋肉が筋緊張が出ているので反り腰である骨盤前傾をエクササイズで改善します。
足部の不安定性(特に扁平足)に陥ると膝が内側に入り骨盤の前傾が強くなるので、足部の安定性を作るトレーニングをし、機能改善を図ります。
立位や座位などで腰の痛みを抱えている方はこの手順で治療を行っていけば症状は改善していきます。