変形性膝関節症
よく聞くワードであり悩まれている方の多い症状の一つだと思います。今回は変形性膝関節症について説明させていただきます。
<原因>
整形外科を受診して【年齢】【体重の増加】【運動不足】が原因で¨膝の軟骨がすり減っている¨と言われている方も多いのではないでしょうか。
それも、もちろん原因となっている事はあるとは思いますが
『年齢が上がっていけば皆痛い』『体重が多い方が皆痛い』『運動していない人は皆痛い』
かと言われれば、そんなことはないです。
重要なのは、¨膝に痛みを出してしまっている原因はどこにあるにか¨です。
当院のチェックポイントとして以下のような所を見ていきます。
・痛みが出ている周囲の筋緊張or筋萎縮があるか
・臀部(おしり)の筋肉から大腿部(太もも)の外側の筋肉、靭帯の状態
・足部のアライメント異常はないか。(ハイアーチor扁平足)
・歩行時の体幹部の安定性はあるか(バランスがちゃんと取れた状態かどうか)
上記の部分を評価していき、どこが原因かを探していきます。
<治療>
筋肉、靭帯、神経の問題に関しては、ハイボルテージ、アキュスコープなどの物理療法をメインにポイントで指圧を入れていきます。
足部のアライメント(ハイアーチor扁平足)に関してはアダプベースと言ってデコボコなマットを踏みながら足部の機能改善を促します。
骨盤の歪み、呼吸をした際の肋骨の可動性を評価し、体幹の安定を作るエクササイズを行っていきます。
反り腰、猫背は膝に与える影響は大きいです。
これらをトータルで評価、治療をし、痛みからの改善を行っていきます!!